できごと

里親制度も実の母子への総合的支援や同行支援の事もよく知りたい

子どもの頃、子ども達が暴力のようなものやネグレクトのようなものをされているのを見ても私はどうすることもできなかった・・・。

大人になってから里親制度を知ることから始まった。

そして確か『赤ちゃんポストと緊急下の女性』という本に『小さな子達の保育をしている所(幼稚園か保育園だったか)が赤ちゃんポストを作り、さらに母子支援の施設も作った。予防教育もしている。仲間同士で赤ちゃんポストに反対意見もあるがどれも支援です』という内容が書いてあった。たぶん、赤ちゃんポストも母親の側も、批判されたりするのだろうけど、赤ちゃんポストも母子支援の施設も予防教育もやっている事が、すごいと思う。

内心で私が煮詰る時、このような視点でもいたいな。

 

日本でも赤ちゃんポストや里親の語は多分、前より知られるようになった・・・と思う。私はもう一歩知ろうとしたい、実の母と子を総合的に支援し同行支援したり主体として生きていけるようエンパワメントするような包括的支援についてもよく知りたい・・・。

ブログで書こうとする時にとても何か心が苦しんでしまうので、書いて自分の理解を促したいし、他者のことを考えられるようになりたい。書くのが難しいと思うところでいくつかつっかえる。

 

知り始めてきた事を、辺境メモブログで書き留めようとする時ですら、本当に苦労する。暗闇を足掻くように生きてきて、私が里親制度を知り始めたのが2016年。実母への役所などへの様々な同行支援・様々な生活支援を知り始めたのが2018〜2019年ごろ。とくに、知られにくい回復してきた方々の言葉や、困窮する状況を経て実際に喜びある自己自身の人生を培っている方々の言葉や伝える文章も、読んだり知ったりしていきたいと思う。

 

(揺れる幅のある書き方になるのだけど)里親へ行く必要のある子どもさんが全て里親のもとへ行けて、シェルターや母子のプログラムや同行支援・息の長い支援などにつながる必要のある母親さんが全て(母子プロや同行支援などに)つながり、難しい状況の方もねばり強く支援してもらえてほしい。

 

まず私は、ねばり強い里親さんのもとでの子どもの暮らしや、そこで育った方々の言葉、知られ難いがたくさん実在する素敵な語りを読んできた。

そして私個人については、里親さんのところへ行きたかったと語って自覚する事と、里親制度を知りたかったと意識して知る事を重要視してる。

 

次に、これも見えにくい、息の長い母親支援につながりながら、(実母さん自身の)むごい子ども時代をケアされて、主体的に回復していく母と子の暮らしの語りも、読んでいきたい・・・

(この2つのどちらともスムーズに知られている環境に、私は育たなかったから。どの支援もスムーズに知られている環境が欲しかった渇望がある。それに、あの建物内の沢山の子ども一人ひとりのニーズが何か、私は把握する立場にない。)

 

書籍『跳べ!はぐれ鳥』と、報告書『依存症者に対する地域支援、家族支援のあり方についての調査とサービス類型の提示』と、報告書『依存症女性子育て支援ネットワーク構築のために』と、『DV調査報告 DV被害者への同行支援を<見える化>しました』(https://www.werc-women.org/index.shtml このサイトで読めます)などなどについては書き方に気を付けながらここに書いてみたい。自分の言葉で、勧める理由をくっきり書けたら良いなと思うし、私の言葉より、その書籍・資料そのものをもし読んでなければ読んでほしいなとかなり思う。引用はしづらい資料でもある。個人的な内容があるし、それに一部分を切り取ると全体の文脈と離れてしまう気もするから。

 

書籍『赤ちゃんポストと緊急下の女性』でも『あたりまえの暮らしを保証する国デンマーク』でも女性福祉や女性施設の事が、もっと身近に一般に知られている感じ。なので、暗闇を進んで、様々に重要だと感じる書籍や資料や会報や言葉に会うと、私はうれしい。光がこころに灯る感じ。