里子さんの立場から描かれたビデオ「子守歌が聞きたかった」
時々思うの、自分の痛みを書いて、私の何になるのかな・・・。と。
できるだけ、痛みを書くなら、昔はこういうところがしんどくて、
子どものわたしはこうだったらもっと良かったと思ってたし、
わたしたち大人はなんでもできると思う
すでに色んな活動がある
という起承転結で話を書いて行けたらと思う。せっかく良い取り組みが実はたくさんあるのだし、
そういうのを取りあげて書いて、自分で覚えておかないとね。
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里子さんの立場からつくられたビデオ「子守歌が聞きたかった」を埼玉県の図書館内で視聴してきました。
県外から埼玉県立図書館へ訪れたのだけど、数日ですばやく取り寄せてくれて観に行くことが出来た。
内容は、美容師さんになった里子さんの小さな頃からの回想。実体験をもとに描かれてる感じだった。
劇団のこととかは全然知らないけど劇団ひまわりの名がエンドロールに出てきて、アニメにもなった少女漫画「こどものおもちゃ」でたぶんその劇団ひまわりをもじった「こまわり」が出てきてるから、知られてる劇団の人が出て、里子さんについて演じてくれたんだと思ってびっくりした。
私の知らないところで、きっと色んな人が小さな子たちの事を考えてくれて、この映像のモデルになった里子さんもきっと思うところがあって、それで形になって、私のところにも届いたんだと思った。いいな。できたその年に、わたしたぶん子どもだったけど観たかったな。
今回はじめて観れて、本当に嬉しくて有難かった。こういう映像があると知ってからの行動は早いの。今月だったと思う、知ったのは。
ひとりの里子さんのエピソード、色んな出来事、気持ちと意志。序盤で歯医者さんに実親の姓を呼ばれて、ちょうど一緒に居た同級生に知られるシーンがあった。実際にこういうシーンがあったのだと思う。「どういうこと?」「聞きたい?」ってなって、どうなるのか息を詰めて見てたら、同級生の子が寄り添って話を聞いてくれて、そこもとても良かった。
私はこういうビデオ映像を今まで知らなかった。
こーいうブログで、どこまで、何を書いていーかわかりにくいし。実は情報や映像はひっそりと多いようだから、どれを紹介しよう・・・みたいな感じもあるの。
私は里親さんになりたいのじゃなくて、季節里子になりたかった気持ちを引きずってます(ちょっと違うかな・・・あの時期一人で安全で静寂な旅館にいたかった、という感じ)。「子守歌が聞きたかった」はネットのいくつかのページで知りました。こっそり映像を観て癒されていたい気持ちもあるし、もし子どもの私のような存在が1人でもいるなら、こうやって発信して伝えたい気持ちがある。実際、私は書いて子どもの私へ伝えているのだと思う。
今回はビデオ「子守歌が聞きたかった」をご紹介しました。
借りられるところがいくつかあると思うので、よかったらぜひ。