できごと

養育里親制度も実の母と子どもへの支援も発展している諸外国、ってどんな感じなんだろう

こどもの頃に、依存症の起きる背景、もしヨーロッパなら集団訴訟が起きるぐらい日本の依存症者への人権対応がない事、シンナーや薬物等を使うに至る背景への洞察、里親制度などを全部私に知らせてほしかった。

私はまだどこかこどもで、そのこどもの自分に知らせたいとおもう。今私は大人なので、言葉で自分に伝えてるけど、私の一部は本当にちいさなこどもなので、その子と接する時は、沢山の言葉を使わないようにしてる。

 

 

ある里親団体の方は「委託の子どもが受刑しても守りきれるか?」と言う程までに覚悟を問うのだという。(たしか書籍『赤ちゃんの値段』p95ぐらい)

 

私は辺境ブログからでも叫んで、粘り強く対応しつづけてる里親さんにも(10代の私にも)日本の人権福祉の意識や包括対応が、まだまだ前進の途上にあって、ヨーロッパと違ってほぼ様々に人権福祉がない中で、誰にしても生きるので、(もし非常に大変なのだとしても)それは個人の問題だけじゃなくて、日本社会的な問題もあるのだと、伝えたい。諸外国の人権的な福祉の感じに少しでも接したら、なるほどと私は腑に落ちて、体が息を吹き返して力が沸き起こったと思う。

 

私は里親制度を基盤の基地にして、思考や想像を展開してく。里親団体の機関紙で初めて、大阪のみんなの学校を知って上映会を観に行ったりした。このような小学校の存在にうれしい驚きを感じたし、今私は過去に戻れなくても、どこかでみんなの学校の大人のようにこどもの自分に接する事を学べてうれしい。

いくつもの分野の書籍に、「大きな犯罪は減っている、ニュースで流すので増えていると感じさせられるが」、と書いてあるのも覚えてる。

 

(どこの本か忘れたが)養子は減っている、母子への支援が満ちたから、という内容を述べている翻訳本があった。この内容を気にかけている、私は遠くから少しずつ勉強したい。

里親制度については7割ぐらいの国も多いと思う、フォスターファミリー、のような名前が付いていて、福祉も発展しているから、子どもも地域で親代理のもとでケアできやすいのかな、とイメージしてる・・・

心のどこかで私は養育里親が増えてほしいと思っているから。外国の、養育家族、養育親、みたいな一歩ひいた実際的な言葉はわかりやすくていいな。養育里親を、私はつい里親、と略してしまうから、ふる里のような感じを強く持ってしまって。子どものための養育親、という感じが現れてるほうがいい。数や名前であれこれ思い惑う。養親、という言い方は日本にもあるけど・・・。施設でなく、養育里親制度も実の母と子どもへの支援も発展している諸外国、ってどんな感じなんだろう。(実の母への支援が満ちれば、里親や養親が必要な子は減ってくのかも。そのほうがいいと思う。それでも里親・養親が必要な子はいて、私はむやみに幾つかのものを心の内側で戦わせなくていいと感じたい。)