できごと

里親制度も実母支援も気にする私の強さと弱さ

自分の感じ方について。わからない事がある。私は里親制度も実母への生活支援もどれも大事で増えてほしいという感じ方がある。そういう風に思う事を自分の強さにも弱さにも思う。
ちょくちょく、心が繊細になり、里親制度のことだけ焦点をあててあたたまっていられたらと思う。そういう時は自分に親身になり、あたたまることにしている。フォスターファミリーへ7〜8割が行ける諸外国をいいなと思う。

 

永続する固有の大人がいるのは、本当にいいなと思う。
生きていて実際に様々な出来事が持ち上がる時、ねばり強く、固定の大人がいてくれることで問題がしだいに、歳月をかけ落ち着いてゆく。子ども本人がどうしたいか実感でき、自らの人生を生きる力が育まれる。やってきた子どもを預かり育てる点では、実親も養親も変わりない。


ひとりの子どもを永続して慈しむ、それが一番のかなめなのだと思う。これが心底重要だと思うが、いつもうまく書けないで苦戦してる。
『子どもの養子縁組ガイドブック』の、子どもを引き取った後に出る試し行動や退行についての実際の話を読むと、毎回、実は、嬉しいのと怖いのとで泣けてくる。

 

子どもの行動を受け止めてくれて嬉しくて泣けるし、怖いのは、
そのような行動の出る背景の子どもだけの建物の感じをリアルに思い出したりもするから。『あたらしいふれあい』紙を好きなのも、子ども一人ひとりの、引き取った後の試し行動や赤ちゃん返りなどを受け止めて慈しむ里親さん方のことを丁寧につづってあるから・・・。

 

ここでまた、里親だけでなく自立援助ホームや母子施設関連のことを思い出すのだけど、、。

 

勉強中の身の上でも、人として少しずつ少しずつ関心を持ち続けていくことはできる・・・。


里親さんについて読みたくて、ふれあい紙などもさかのぼり、自分を慈しめるよう充分に読んだので、ニーズが満たされて、実母、女性福祉についても考えるゆとりができた気がする。

 

・・・書籍『誕生日を知らない女の子』で、ある里親さんのところへ、赤ちゃんと実母さんがともに住むことになるが、実母さんがいなくなってしまった、というくだりがある。この本も里親さん方が粘り強く子ども達とかかわって下さる様子を丁寧に取材されて書かれてる。何度でも子どもの側の私を育てる視点で読める。でも違う視点をもとうとしたなら、失踪した実母さんがどうなったかも気にかかる。
『養子でわくわく家族』でも、幼児さんを育てている養母さんのところに、実母さんが亡くなった電話が児相から来るくだりがあるが、委託を実母さんが了承し子どもは委託先でケアされていても、実母さんはどうだったのか。短くてもいいから何か言葉がほしいと思うようになった。

里親関連の文を充分に読んで自分で自分を育てる事を学んだので、今度は少しずつ実母さんへの支援とはどういうものか読んでいきたい。

(あと、細かいことではあるけど自分は子どもの視点に立つ時は生みの母、母の視点へ立ちたい時は実母さんと書いたりしている)

 

(追記)

それと、大阪のドーンセンターや東京ウィメンズプラザには読み返したい福祉関連の会報・雑誌類がいくつもあって、国会図書館にないものもある、と思う。ウィメンズプラザで一般が読めるので、個人情報はしっかり守られているのだけれど、(多分)ウィメンズプラザだけにあり、国会図書館にないものもあり、自分が、ここに重要な会報が沢山あると言って良いか、迷ってる。タイトルを書いていいか迷う。

情報を求めてウィメンズプラザへ行く者は私以外にもいると思う。会報は、DV被害者のシェルター関連のものもあり、警備の方も時間ごとに見回っている。ここでしか無償で読めない会報類を、読みに来るのは危険が少ない方々かもしれない・・・。貴重な会報が多いと書くのは、いくらかでも危ないのか、わからない。
多くの重要な会報の中で、一人ひとり、これだけでもと思うものを購読するのだと思う。国会図書館にもあれば、無償で多くの会報を読みたい時、紛れ込めるかもしれない・・・。
私がもし危険に晒されていたなら、東京ウィメンズプラザへ行けなかったと思う。そうまでして会報を読みたい人はいないかもしれない、でも・・・。会報類には叡智がつまっている。
少しでも安全に多くの人が読めたらいいので、ウィメンズプラザにある会報は、国会図書館へ置けるようになってほしいと思う。