できごと

内側の多様な意見の矛盾が大丈夫になった。

翻訳の書籍「KID」では、養子縁組団体の待合室で、里親のニュースレターが読めていた。日本で大人は、私は会報を買える。里親に関する一般向けの講習や集いにも行ける。全ての児童相談所に家庭養護促進協会の会報が送られている。でもそれを子どものうち、早いうちに読めた子、適切に情報をもらえた子はどれぐらいいるんだろう。不妊に関して大人達が、里親制度は早くに、適切な時期に知らされたかったと語り、それを受けて医療者側が伝える取り組みを進めるようになったと読んだことがある。

 

もし里親さんが里子さん養子さんを、委託された子どもさんを育てていれば、小さいうちから「あなたがここに来てくれて本当に嬉しい」という風に真実告知をしてくれる。研修や里親サロンで里親さん養親さん方は情報を得られるし、サロンやキャンプで、委託された子ども達は同様の子ども達と自由に語れて、里親制度や自らが養子だということについて把握していけると思う。

 

大人になって長い時が過ぎてから、私は頑張って、里親さん委託の子ども達のキャンプの事も、母子が離れずにトータルなサポートを受けたりしながらそのような母と子が行けるキャンプのことも、読みたいと願えるようになった。

自分の知らないことが膨大で、ファミリージャスティスセンターというものは、昨日(2019.1.8)知ったし・・・。(2017年にある人から東京ウィメンズプラザに里親情報資料も多くあると教わり、資料の棚の所で男性学会議の報告集というのをふと手にとって、それから自分の加害性について学びたくて『DV加害者アプローチについて』の報告書を棚から手にとって、その中で、どの内容でもたらい回しにされないためのワンストップの、ファミリーバイオレンスケアセンターという単語を知った。)

 

どちらもどれも重要で必要だから、種類の違いが自分の内心でぶつかる葛藤に、苦しまなくて良いんだと思えるようになった。

時間をかけて、それらのどれもが必要と知ったし、母と子が絶対に守られ尊重されて、言うなら、里親のこととか全ての難儀なことに悩まされずにトータルに守られてほしいと考えるようになった。(私は里親大好き人間なので特に、里親ではない支援について排除しないようになりたい。)自己の内側の多様な意見の矛盾が大丈夫になった。