できごと

ある年下の女子の部屋へ行った事

書いた日2017.9.30

 子どもの頃、年下の子が私に言った。「私のお部屋に来てよ」と。あやういリクエストや密談やsosや必需な要望ではなく、言われたのは一緒に漫画を読もうとか、一緒に話そうとかそういうものだったと思う。私はその子が今まで話したかどうかも覚えてないような年下の子だったので、はっきり断った。でも同じ一棟に暮らしているので、何日かかけて7回ぐらい話しかけられ続けて、折れた。
 うるさいと思ったことを、どうしても書かないといけない、実際の気持ちだから。年下の子どもをこのように、こんなにもうざったいと思うなんて、一体どういうことなんだろう。(外の世界でおとなと子どもをこのようにうるさいと思った事は無い‥なので、内部の世界、この場所での子ども達、限定での事なのだとおもう。2017.10.25付け足し)

 それで、その子の部屋へ行って、一緒のベッドに座って。別に何か起きたわけでは全然ない。りぼんとか?の少女漫画を読んで、雑談して。でも他人だから、私も子どもだから、適切に関われない。私はテキトーに頷いたりするだけだった。早めに、もう自分の部屋戻るね、って言ってその子の部屋を出た。

 私は断言できる、私は決して子どもへ向かっていかなかった。抑制しきった。子供達が私のそばに来て、ひどく怯えた様子で、sosを表現していたとすら思うときがあった。けれど私はその時もひたすら引き下がった。私には適切な分別があった。
 そして、でも、数日後、彼女が別の子の方へ向かって行き、壮絶な争いを繰りひろげるのを見て、私は私の抑制などどのような正義でも守護でも無かったことを、思った。

*できたら文章を変えないこと
2018.1.16読み直してブログに書いた日