できごと

『踏切に消えたナオ』という本。 もし少し里親制度が広まった現代ならもう少しスムーズにナオは養子になれたのかもなと思った。著者の方に、大切なことを語ってくださった感謝を。 『養子でわくわく家族』という本。 うまくいった多くの養子縁組の話を読むの…

私が世話した小さな子のことを思うと、私が置き去りにしたかのように感じられる。

里親制度が広まってほしいと心底願っている… 私が世話した小さな子のことを思うと、私が置き去りにしたかのように感じられる。 幼子が廊下で便をして散らかしてしまい、誰もケアしない場面。 トイレで異様に怯えている子の場面、 風呂で、避けても避けても触…

わかりやすく定期的に、基礎的な色んな福祉制度を活用する権利があることを、その制度の内容を伝えてほしい。

ある人が、何年か前に肺がんで、呼吸器をつけて苦しそうに亡くなった時のこと。 苦しくないようにとキッチリ医師に頼んでいたそうだけど、呼吸器じゃない方法があるのか、看取りに来た私は他者だし、色んなことが何もわからなかった。 最近やっと、病院・ホ…

幼少期から複合的な虐待や困難に遭ってきた依存症女性へシェンダーセンシティブな視点を持ちたくて勉強中

里親の元へ行くことができているのはまだ、2割ほど。 母子家庭で子どもの養育費を受け取れる割合、まだ2割ほど。 もし子どもが施設で性暴力に遭った場合…。外国は、日本の状況はどうなのだろう… ↓国際人権NGOヒューマンライツナウのページ 2019_sex_crime_…

包括的な母子支援や家事援助について

自分が何がわかってないかもわかってないので考えてみる・・・。 子どもの頃のことだけが体の中に満ちていて、 誰にもそれを言う必要がないと思っていたのは、2016年までだった。 里親の機関紙「新しいふれあい」を見つけて(団体のイメージを持たず、 …

里子さん養子さんの話を読むのがうれしい。

大人は里親制度を教えてくれなかった。 私の怒りは多分凄まじい・・・ 小さな子の世話をしなければならなかった状況を思い出す。 危機的な状況だったと思う。私は自制心を保ったが、 世話をしないといけない状況が多すぎて、そこに一人の 子どももいないよう…

週末里親さんのところに行ってみたいと自ら希望して、候補に挙がってきた子どもが多かった話

あたらしいふれあい2020年2月号を読んだ。 7ページに『例年に比べ、「週末里親さんのところに行ってみたい」と自ら希望して、候補に挙がってきた子どもが多かった。』とあり冬季2泊3日里親事業の様子が書かれている。 小学5年のマユちゃんという子…

車椅子を使う事になったけど誰もいない子たちの事のが気にかかる

諸事情で車椅子を使う事になった。私は大丈夫だけれど、思い出すのは、誰もいない子どものこと・・・。 里親が見つかりにくい子どもたちのことを思う・・・。 『はらっぱ』のNO.172を読み返す。こういうことが書かれてる。 (たぶん治療施設を含む)全ての子…

様々な支援、福祉を知る事が出来て本当に良かった。

依存症を持つ方のための母子プログラム、里親制度、女性福祉、あらゆる人への人権と福祉について、少しずつ知ろうとする事が私にとってとても重要と感じ、多くの、実際にそれらの近くにいる方々や本人の語る文章を読もうとしてきた。今は、少数の方々が粘り…

養育里親制度も実の母と子どもへの支援も発展している諸外国、ってどんな感じなんだろう

こどもの頃に、依存症の起きる背景、もしヨーロッパなら集団訴訟が起きるぐらい日本の依存症者への人権対応がない事、シンナーや薬物等を使うに至る背景への洞察、里親制度などを全部私に知らせてほしかった。 私はまだどこかこどもで、そのこどもの自分に知…

母子プログラムのキャンプやヨーロッパの人権意識について

私はキャンプが好き、 里子・養子のキャンプも、母子プログラムのキャンプも。 (私は実際行った者ではなくいいなと感じる側) 大人の私は、小さなひとり旅を時折するのが好き。私の旅は、自分を見つめ育てる放浪の旅。上記2つのキャンプは、仲間同士で継続…

祈りと観照

もしもあの小さな子ひとりのことだけでも、自分が本当に人間の気持ちで遠くから祈れたら、とおもってる。 本人が、何か合うものを見い出してくれればと・・・。 私は本来何か特定のものを勧める位置になく、里親応援も母子プログラムやシェルター・女性福祉…

里親制度も実の母子への総合的支援や同行支援の事もよく知りたい

子どもの頃、子ども達が暴力のようなものやネグレクトのようなものをされているのを見ても私はどうすることもできなかった・・・。 大人になってから里親制度を知ることから始まった。 そして確か『赤ちゃんポストと緊急下の女性』という本に『小さな子達の…

兵庫県明石市の養育費立替払い事業

私は勉強中の身の上で、6月21日にはじめて、養育費 国が立て替える スウェーデン で検索して、養育費を国が立て替え、支払う取り決めの者から徴収する制度がある事が長期記憶に入った。検索したら、日本の兵庫県明石市でも養育費立替払い事業をはじめてい…

つらさ

固有の育て親なしに、子どもが沢山の場所で小さな子が何年も暮らすのは、とても打撃だと思う・・・。私はそれを考えるのがつらい。 覚えるかどうかの愛着的な判断がつかないから、日々暮らす中で、大事な生活の内容、暮らし自体が積み重なっていかない・・・…

里親制度も実母支援も気にする私の強さと弱さ

自分の感じ方について。わからない事がある。私は里親制度も実母への生活支援もどれも大事で増えてほしいという感じ方がある。そういう風に思う事を自分の強さにも弱さにも思う。ちょくちょく、心が繊細になり、里親制度のことだけ焦点をあててあたたまって…

施設にいた子に対して隣り合わせであるはずの全ての福祉について

より深く考えたい時に思うことがある・・・私は施設にいた子に対して隣り合わせであるはずの全ての福祉について知識を深めたい。里親関連本は、あるきっかけで7割ほど読むようになったのが2016年〜。読み始めたらすでに多くの里親関連本があった。里親…

女性福祉やジェンダーや依存症に関する報告書の紹介

里親制度について応援しているような方々は、じっくりと里親に関する書籍を読んだりもされていると思う。なので今回はいくつか女性福祉に関する報告書等を紹介したいと思う。 『依存症者に対する地域支援、家族支援のあり方についての調査とサービス類型の提…

記事を読める時に読みたいので消える前に引用

www.sankei.com 下記引用 施設内で子供同士の性暴力 神奈川の5県市で159件2019.3.6 18:24|ライフ|教育 情報公開請求で、児童福祉施設内で起きた子供間の性暴力の実態が一部明らかになった 虐待などを理由に親元で暮らせない子供が入所している神奈川の…

自分をいとおしむ

私は里親さんという言葉をお守りのようにして毎日をすごしてきた。自分が何もできなかったことや、こうであったら、と思うことがある。小さな子を慈しんで育ててくれる里親さん方と、育て親を探す方たちがいるのを知ったことは私の人生で大きいことだった。…

砂浜で小石を拾いたい

自分のあるいは誰かの自殺について考えるとき、非常に苦しく、果てしなく苦しく、全ての人が何か個人的に軽くない悩みを苦しむのだろう、それなら一体どういうこと?と思う。 わたしだけでなく全ての人が、このように個人的な苦悩を苦しむと思わないとやって…

養育家庭(ほっとファミリー)体験発表集3年分が国会図書館に

『養育家庭(ほっとファミリー)体験発表集』の2015、2016、2017年度が国会図書館に寄贈されているのを今、確認しました。(年1の報告書的なものと捉えていたけれど国会図書館の分類では雑誌になっている) (雑誌でも納本があるものは多分)1冊…

内側の多様な意見の矛盾が大丈夫になった。

翻訳の書籍「KID」では、養子縁組団体の待合室で、里親のニュースレターが読めていた。日本で大人は、私は会報を買える。里親に関する一般向けの講習や集いにも行ける。全ての児童相談所に家庭養護促進協会の会報が送られている。でもそれを子どものうち、早…

小さな子のことを心から祈れるようになりたい

子どもの頃に知らせてもらえなかった里親制度のことをもう少し知りたくて、可能な範囲で里親さんに関することを読んでいる。里親志望ではなくても里親さんのことを知りたい。 放置されたままの子ども、暴力的な子、被害を受けている子どもも、いたと思う。 …

男女センターの人権に関する図書案内ちらしがすき

大阪のドーンセンターにふらりと立ち寄り情報ライブラリーの図書紹介ちらしを見つけた時、嬉しかった。私は大阪で初めて手に取ったので。わたし個人の隠さねばならない子ども期の痛みの部分が、見落とされていない感じがしたし、人権の項目について網羅して…

風呂でのこと

念のためフラッシュバックにご注意ください。 ◇◇◇ 何歳か下の女の子が私の左側から、私の体を触れてきた時、 その子を振り払って、体を引いて、髪と体の泡も流しきらず、お風呂にも浸からずに私は脱衣所のほうへ出たと覚えてる。 自分から年下の子どもへ触ろ…

日本全国で大阪府・市の子どもが里親に迎えられている

少しずつ機関紙「あたらしいふれあい」を読み進めてる。(東京の国会図書館にあります) とても読みたいし、読めて嬉しいのに、 読み進めるのがつらい時がある・・・ その感じをありのままに観察してみる・・・ お茶でも飲みながら。 何がつらいのか分析して…

季節里親・週末里親から養育里親・養子里親になった話

季節里親・週末里親から養育里親・養子里親になった話をいくつか。書籍『あたらしいふれあい第2編』、p64〜。(本文抜粋ではエピソードがとぎれとぎれになるので私の言葉に変えて説明) 5歳のMちゃん。お正月里親にMちゃんを迎え、おおわらわで過ごした…

誰が何をどう思おうが私自身は里親さんをすき

里親さん、里親制度のことを大好きだという気持ちにひたりたい。 絆のための戦いを経て、つながりあえた里親子さんのエピソードを読むとうれしくてしあわせで涙がこぼれる。 私の心の中にひそむ苦しい気持ちは、なぜあの子や私は里親さんに出会えなかったの…

夏季・冬季・週末里親さん

週末里親さんについて。 機関紙「あたらしいふれあい」から、「大阪府里親支援機関だより」の項目を引用メモ 2013年8月20日、p4。 この夏も、児童養護施設の子どもたちは大勢週末里親宅に外出、外泊をさせてもらっている。(略)夏休みでも施設に残…